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サイバーリンク「FaceMe」

顔認証ソリューションとして保険・金融業界に提供されている信頼性の高いeKYCアプリケーション「FaceMe」について、その選ばれる理由やケーススタディ・導入事例などを紹介します。

引用元:FaceMe公式HP(https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/Fintech_eKYC/overview)

FaceMeの eKYCが選ばれる理由

高いレベルの安全性・信頼性

FaceMeは先進のAI顔認証エンジンであり、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)の顔認証技術ベンチマークテストで世界上位にランクインしています。保険や金融業界においてはなりすまし攻撃を確実に防ぐことが重要なため、生体認証では一般的な用途と比べてもより高いレベルの安全性と精度が求められます。これらのニーズを満たすため、FaceMeでは正確な生体認証による本人確認手段を提供しています。そのうえ、悪意のある攻撃を防ぐためなりすまし防止にも対応しています。

生体認証のさまざまな用途

個人IDの照合と顔認証のバイオメトリクス技術を組み合わせたeKYCでは、銀行口座の開設やATMでのカードレス取引、モバイルバンキング、保険サービスなどで利用がされています。顔認証を行うことで、アカウントログインと取引時の本人確認を素早く安全に行うことができます。抽出された顔の特徴点などの情報はサーバー上に保管することが可能であり、顧客体験の大幅向上のほかにもパスワードを忘れた際のカスタマーサポートへの問い合わせなどといった手間が軽減されます。

ID認識のアプリケーション

FaceMeでは個人認証によるオフィスの入退室管理や、VIP・ブラックリストを活用した特定エリアのアクセス制御などに加え、リモートでのカスタマーサービスで利用することができます。顔の特徴点をデータベースにあるプロファイルと照合することにより、個人認証に要する時間を大幅短縮することができます。また、顔認証を企業内にあるコミュニケーションシステムなどと統合する事も可能で、受付係や警備員などのセキュリティスタッフが適切な対応を取れるようになります。

まとめると こんなご担当者様に向いている eKYCベンダー

顔認証システム導入に専用端末の必要は無く、またマシンスペックがそれほど高くなくても十分に性能を発揮するように開発されています。 そのため導入コストを押さえたいという場合にはおすすめのeKYCアプリケーションです。

実績豊富な<eKYC>導入
開発ベンダー3選

FaceMeの実績事例

審査期間を10日から1日に短縮

台湾の金融サービス業のケーススタディです。プロセスが複雑なこと、完了まで10日を要すること、これにより機会損失が発生している可能性があることが課題でしたが、FaceMeを導入することで自動化・迅速化に成功しています。審査に要する期間も10日から1日に大幅短縮することができ、ユーザーが素早くオンラインサービスにアクセスできるようになっています。

参照元:FaceMe公式HPケーススタディ(https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/cases/banking/522/bitoex-ekyc-faceme-facial-recognition)

ゲストの誘導が簡単に

日本の情報・通信業のケーススタディです。レセプションでの顔認証による受付と動線の提供やアクセス制御、混雑状況のモニタリングなどが課題となっていました。FaceMeを導入することにより、ゲストは受付時に顔登録をすることで次回以降自動ドア・エレベーター・会議室のスマートロックを解除することができるようになります。訪問者を素早く誘導することもできるようになり、卓越した精度で幅広いプラットフォームへの最適化を実現しています。

参照元:FaceMe公式HPケーススタディ(https://jp.cyberlink.com/faceme/insights/cases/smart-building/523/bitkey-smart-building-faceme-facial-recognition)

FaceMeの操作イメージ

サイバーリンク社の「FaceMe」を使用するに当たって、ユーザーはスマートフォンやタブレットに搭載されているカメラアプリを使って、あらかじめ2D・3D顔認証による本人登録を行っておかなければなりません。

FaceMeの生体認証の手順は、主として以下のようになります。

  1. ID写真のスキャニング
  2. 顔の写真もしくはビデオの撮影
  3. 顔の特徴点の照合

ステップ1:ID写真のスキャニング

写真付きの本人確認書類を、スマートフォンやタブレットのアウトカメラで撮影し、記載されている情報や写真の画像をスキャニングします。なお、アプリでなくブラウザを利用して登録する場合はパソコンのカメラを利用することも可能です。

ステップ2:顔の写真・動画の撮影

スマートフォンのインカメラなどを利用して、ユーザー自身の容貌撮影を行います。

容貌撮影は顔の正面や側面に対して平面的に写真を撮影するものと、操作画面に指示されている動作の内容に従って動画撮影(ビデオ撮影)を行ってください。

ステップ3:顔の特徴点の照合

ステップ1とステップ2で取得された画像データや動画データにもとづいて、ディープラーニングとディープニューラルネットワークAI技術を併用した顔認識エンジンによる照合が行われます。

なお、照合では顔の特徴点が検出され、AIエンジンによって特徴点の一致率を検出した上で正誤判定が行われるという流れです。

FaceMeのeKYCのスペック

引用元:FaceMe公式HP(https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/Fintech_eKYC/overview)

カスタマイズ 不明
業務代行BPO 不明
導入までの期間 不明
支払い形式 不明
EFO機能追加 不明
アップローダー(カメラ) 不明
顔認証
OCR 不明
偽造判定 不明
反社チェック 不明
マスキング 不明
生体認証有
管理画面 不明
対応できる本人確認書類 不明
犯罪収益移転防止法 不明

FaceMeの会社情報

所在地 東京都港区芝大門1-16-3芝大門116ビル3F
創立年月日 1998年6月
上場・非上場 非上場
資本金 記載なし
営業時間 要問い合わせ
電話番号 記載なし
公式HP https://jp.cyberlink.com/faceme/solution/Fintech_eKYC/overview