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Alibaba「ZOLOZ Real ID」

AlibabaのeKYCソリューションは簡単かつ柔軟に導入することができ、コスト効率が高いプロダクトとなっています。ここではAlibabaのソリューションが選ばれる理由などを紹介します。

引用元:Alibaba公式HP(https://www.alibabacloud.com/ja/product/ekyc#J_9493764950)

Alibabaの eKYCが選ばれる理由

中国の大企業

Alibabaは日本でも有名な中国の大企業であり、世界各国で会員を有しているほか子会社も抱えています。筆頭株主はあのソフトバンクグループであり、そのネームバリューからも人気が高くなっていると考えられます。ボーダーレス化が進むビジネスの世界において、データテクノロジーやデジタルプラットフォームを駆使することで日本と世界を繋ぐソリューションを展開しており、あらゆるビジネスのバリューを最大化するべくさまざまなサービスを提供しています。

時間や場所を選ばない

AlibabaのeKYCは、時間や場所を問わずにユーザー認証をすることが可能なソリューションで、リモートペーパーレスプロセスとなっています。高セキュリティで信頼性も高く、ほとんどの偽造文書やプレゼンテーション攻撃に対する保護対策も提供しており、ID確認の信頼性を確保しています。また、主流なパブリッククラウド拠点とプライベートデプロイメントがサポートされており、ビジネス要件に合わせてAI機能もカスタマイズすることが可能です。

新たなドキュメントへも対応可能

AlibabaのeKYCは新たなドキュメントにも迅速に対応します。識別用のドキュメントをカスタマーマネージャーに提出し、品質スクリーニング・サンプルトレーニング・テストカプセル化の実行を行ってもらいます。そして会期テストおよびPOC実行後のサービスを提供するなど、少量のトレーニングデータで新しいタイプのドキュメント対応が可能です。また、書類の確認やOCR、本人確認、顔の生体認証などといったeKYCプロセスをカスタマイズすることができます

まとめると こんなご担当者様に向いている eKYCベンダー

AlibabaのeKYCは柔軟かつ迅速に対応が可能なソリューションですので、なるべく迅速に対応したいというニーズにフィットするのではないでしょうか。また、Alibabaでは業界シナリオをいくつか想定されており、金融機関や試験・教育、ホテル、航空業界、シェアリングエコノミーなどでの利活用が例に挙げられています。ユーザーのID確認や替え玉受験の防止、チェックイン・チェックアウトやユーザーデータセキュリティなど、ありとあらゆる場面で活用が可能です。

実績豊富な<eKYC>導入
開発ベンダー3選

Alibabaの実績事例

海外での導入事例

金融技術のパイオニアである雲豊フィナンシャルグループでの導入事例では、顧客の信頼を獲得するためのよりよいソリューションを探していたという経緯があります。Alibabaのソリューションでは接続速度が非常に高速であり、時には交換サーバーに直接接続するよりも速いということがわかりました。料金プランについても非常に競争力が有り、切り替えまでのプロセスにも1か月程度しかかからなかったなど価格的価値と時間的価値が非常に高い導入となったようです。品質の向上と接続速度の高速化が実現できたため、非常に満足度の高いソリューションとの事です。今後も引き続き海外顧客の温ボーディングプロセスを強化していくことが期待されています。

参照元:Alibaba導入事例(https://www.alibabacloud.com/ja/customers/yunfeng-financial?spm=a2cay.257865.1751531270.44.db285f457telGN)

Alibabaの操作イメージ

Alibabaの「ZOLOZ Real ID」では最初にユーザーの本人情報や顔などの容貌を登録し、本人登録を行わなければなりません。

本人確認ではまず写真付きの本人確認書類を用意し、そのテキスト部分と顔写真をスマートフォンのカメラアプリなどを使って撮影してください。撮影回数は問題なければ1回となっています。

次いでユーザーの容貌撮影を行います。容貌チェックは動画によって撮影が行われ、操作画面に「笑顔」・「右を向く」・「口を開ける」・「目をつぶる」・「うなずく」といった動作の指示が表示されるため、それぞれの指示に従ってリアルタイムで指定の表情や動作を再現してください。どのような指示が指定されるかはランダムで決定されるため、操作画面のマークによって確認しなければなりません。

容貌撮影によって取得された動画データと、本人確認書類の写真データをシステムが比較検証し、それぞれの特徴点を照合して別人やディープフェイクでないことをチェックします。その後、確かに本人であると認定されれば本人登録が完了します。

なお、AlibabaをeKYCとして実際のサービスで使用する場合、Alibabaのクラウドサーバ「Alibaba Cloud」へ対象の企業アカウントが登録されていなければなりません。

AlibabaのeKYCのスペック

引用元:Alibaba公式HP(https://www.alibabacloud.com/ja/product/ekyc#J_9493764950)

カスタマイズ
業務代行BPO 不明
導入までの期間 1ステップ(5営業日)
支払い形式 従量課金制
EFO機能追加 不明
アップローダー(カメラ) 不明
顔認証
OCR
偽造判定
反社チェック 不明
マスキング
生体認証有
管理画面
対応できる本人確認書類 不明
犯罪収益移転防止法 不明

Alibabaの会社情報

所在地 東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン27F
創立年月日 2008年5月
上場・非上場 非上場
資本金 記載なし
営業時間 要問い合わせ
電話番号 記載なし
公式HP https://www.alibabacloud.com/ja/product/ekyc