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偽装判定

eKYCに含まれる機能のひとつである「偽装判定」機能とは、どのような機能なのでしょうか。こちらでは、偽装判定機能について詳しく解説します。

eKYCの「偽装判定機能」は、申込者がアップロードをした本人確認書類が偽装されたものではないかを判定する機能です。

eKYCは基本的に、申込者本人の容貌画像と写真付きの本人確認書類を使って本人確認を行いますが、写真付きの本人確認書類が偽装されたものである可能性も考えなくてはなりません。そこで重要になるのが「偽装判定機能」です。

偽装判定機能は、各社さまざまな方法がありますが、数百など複数の項目で判定を行っています。

「偽装判定」機能で解決できること

実際に手で触って確認ができる窓口での本人確認とは異なり、eKYCを使ったオンラインでの本人確認の場合は、偽装判定が難しいというデメリットがあります。

eKYCでは、偽装を見抜く100項目以上のポイントを瞬時に判断することができ、最後に目視でのチェックを行うことで、より厳格な認証作業を実現。
人によるチェック作業の作業効率化が図れるだけでなく、チェック作業の人員削減も同時に図ることができます。

「偽装判定」機能における企業様側のメリット

eKYCに含まれる偽装判定機能があることで、偽装された運転免許証やマイナンバーカードなどによる申込みに気づき、防ぐことができます。

窓口でも本人確認作業では限界がある点についても、システムの力でカバーをすることができ、最終的にシステムでは弱い部分は人の目でチェックをすることができるので安心です。
便利な偽装判定機能ですが、より厳格さを求めすぎると問題のない場合であっても認証ができないというトラブルが起こる可能性が高くなるので、注意が必要です。

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eKYC導入のリスクと対策

eKYCを導入することで、ユーザーが窓口へ行かなくても自宅で手軽に申込みができるため、申し込み数アップが見込めますが、厳格な判定機能によって問題の無い場合でも「本人確認ができない」となってしまい、申込みが離脱してしまう場合もあります。
厳格さを求めすぎることで顧客満足度が下がっては元も子もないため、偽装判定機能については、企業側・顧客側双方にとって「丁度よい設定」を見極めていくことが大切です。

編集チームまとめ

人の目ではわかりにくいポイントも、偽装判定機能の力によって短時間で多くのお客様の本人確認を進めていくことができます。
偽装判定機能を強化しすぎるとトラブルに繋がってしまう場合もありますので、企業と顧客双方にとってベストな設定を見極めながら運用していくことが大事です。