eKYCに含まれる「本人確認BPO」とは、どのようなものなのでしょうか。こちらでは、本人確認BPOについて詳しく解説します。
eKYCにおける「本人確認BPO」とは、「本人確認ビジネスプロセスアウトソーシング」の略で、本人確認作業を専門の会社などでアウトソーシングで行うことを指します。
企業のWebサイトなどから申込みされた情報を、アウトソーシング会社側で受け取り、申込書類や本人確認書類の目視確認や、申込み情報の突合せ、顧客の機微情報のマスキング、など本人確認の記録保管などを行います。
さらにオプションをつけることで、反社チェックなどのリスク確認を行うこともできます。
従来の確認方法では、窓口などのスタッフの目でしっかりとチェックすることができていましたが、非対面のeKYCのシステム側でチェックをするとなると、きちんとチェックができるのか、問題のない情報なのに認証ができないトラブルが起こらないのかといった不安もあります。
そこで、本人確認BPOを利用することで、オンライン上で送信された顧客の本人確認書類と、顧客本人の容貌画像をもとに、アウトソーシング先で、スタッフの目視チェックやマスキング処理などを行うことができるので、なるべくコストをかけずにより厳格で確実な本人確認も可能となります。
人員面や郵送などのコストが削減できるeKYCですが、システムだけですべてを賄えるわけではありません。
そのため、最終的にスタッフの目視で確認する必要がありますが、本人確認BPOを活用することで、本人確認にかかる一切をアウトソーシングで賄うことができます。
また、本人確認にかかる一切はアウトソーシングなので、コスト面でも管理がしやすいというメリットも大きいでしょう。
eKYCを導入することで企業側も顧客側も利便性が上がりますが、もちろんリスク面も考慮しなくてはなりません。
事前にどのようなリスクがあるのか、リスクに対してどのような対策ができるかなどについて知っておくことで、より安全に運用していくことができます。
また、コスト面や安全性を考慮して本人確認BPOが利用できるeKYCを選ぶという選択肢も考えておくと良いでしょう。
eKYCにおける本人確認部分のみアウトソーシングができる本人確認BPO。 eKYCの導入によって企業・顧客双方の利便性が上がる一方で、他のリスクも考えなくてはなりません。
企業にとってベストな選択をするためにも、本人確認BPOに対応したものを選択するのも良いでしょう。
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