eKYCに含まれる機能のひとつである「書類判定」機能とは、どのような機能なのでしょうか。こちらでは、書類判定機能について詳しく解説します。
eKYCでは、顧客に運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類をアップロードして貰いますが、この書類が偽装されたものではないか、なりすましではないかなどをきちんと確認する作業が必要です。
書類判定機能では、運転免許証やマイナンバーカードといった証明書の表面、裏面を撮影するのみではなく、厚みがわかる斜め上からの角度でも撮影を行うことで、証明書の偽装やなりすましができないような仕組みです。
eKYCはオンラインで完結できることから、申込者本人の状況やどのような環境で申込みをしているかがわかりません。
そのため、偽装された証明書を利用して申込みをしようとしたり、本人以外の第3者がなりすまして申込みをしようとしたりする場合もあります。
より厳格に本人確認をすることができるよう、書類判定の機能で証明書などの書類を判定。企業側の作業コストを大幅に軽減できます。
サービスによってはAIを活用して判定しているものもあります。
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従来の本人確認の方法では、窓口で顧客本人に提示された証明書の顔写真と、顧客本人の顔を見比べる方法のほか、郵送で送られた本人確認書類をチェックして本人確認を行うため、企業側も顧客側も作業にかかる時間がかかるデメリットがありました。
eKYCの「書類判定機能」を活用することで、顧客は店舗などへ直接赴く必要がなくなり、企業側も顧客一人ひとりに割く作業時間を軽減することができるため、作業効率と顧客の利便性を同時に上げることへ繋がります。
eKYCを導入した場合、企業側や顧客側の利便性が上がるため、企業側の作業コストや郵送コストなどを軽減し、顧客の申込み数アップや申込み中の離脱を防ぐことへとつなげられます。
しかし、eKYCを活用することでたくさんの顧客の個人情報をサーバー上で保管することとなりますので、個人情報漏洩のリスクがあることを念頭におきながら、個人情報が漏洩しないよう、企業側では適切な対策が必要となります。
すべてオンライン上で完結できることから、利便性が各段に向上するeKYC。しかし、オンライン上で重要な情報をやりとりすることから、偽装やなりすましといったリスクも忘れてはなりません。
そのため、自社のサービスに合わせた精度の高い機能が搭載されたeKYCを選ぶ必要があります。
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