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eKYC価格相場

eKYCの導入を検討するうえで大切なポイントは「価格」です。こちらでは、eKYCの価格相場やどのような項目で費用がかかるのかなどについて解説します。

ずばりeKYCの価格相場は?

さまざまな企業で導入が進んでいるeKYC。 気になるのはその価格相場ではないでしょうか。 eKYCには企業のシステムや要望に合わせて開発するAPIカスタマイズ設計のeKYCや、パッケージ版のeKYCがあります。 製品の種類やベンダーによっても異なりますが、初期費用が数十万円から数百万円、月々の費用は1件当たり数十円~が相場となっています。

eKYCでよくある費用項目

eKYCの費用を確認するうえで押さえておきたいのが「費用項目」です。 まずはどのような費用項目があり、それぞれいくらぐらいの費用相場であるかをチェックしてみましょう。

初期費用

eKYCを導入する場合の初期費用は、広い範囲ではありますが数十万円~数百万円ほどと考えておくと良いでしょう。 提供しているベンダーや製品によっても初期費用が大きく変わりますので、いろいろなベンダーから見積もりをとるなどして確認をしてみると良いでしょう。

月額利用料

月額利用料もベンダーによって差がありますが、多くのベンダーでは1件あたりいくらという価格設定が主流で、1ヵ月あたりの処理件数が多くなるほど1件あたりの単価が安くなる傾向です。 eKYCの月額利用料の価格相場としては、1件あたり50円ほどから数百円という設定が多いようです。

オプション利用料

eKYCを利用するうえで、月額利用料の他に「オプション利用料」があります。 どのようなオプションがあるかはベンダーによってことなりますが、OCR機能の利用料金、やBPOサービスの利用料金、反社チェックなどのリスク情報検索利用料金といったオプションが利用できる場合があります。 利用の可否や費用についてはベンダーごとに異なるため、あらかじめ確認をとっておくと良いでしょう。

BPOサービスの利用料

eKYCを導入している場合でも、本人確認作業や本人確認通知の印刷や発送といった作業が必要となってきます。 これらの作業をアウトソーシングで支援する事をBPOサービスと呼びます。 BPOサービスを利用する場合は、1件あたり150円から700円程度必要(2022年4月13日、編集チーム調査時点)と押さえておきましょう。

料金が変わる要素とは

eKYCの料金が、どんな違いによって変動するのかを紹介します。

これらの要因を考慮して、自社のニーズと予算に合ったeKYCサービスを選ぶことが重要です。

料金を抑えるためのポイント

ポイントを押さえることで、eKYCの導入コストを効果的に抑えることができます。

導入前に確認すべきポイント

必要な情報を事前に確認することで、eKYC導入後のトラブルを未然に防ぐことができます。

編集チームまとめ

eKYCはベンダーにより価格が大きく異なる場合があります。
高いから良い、安いからよいというわけでもないので、自社にマッチしたものを選ぶ必要があります。
とはいえ、さまざまな企業でeKYCを開発しているため、どのeKYCがよいかわからないという方も多いでしょう。
そこで、編集チームがおすすめする導入実績が豊富なeKYC開発ベンダーを3社ピックアップしましたので、あわせてチェックしてみてください。

特集|導入実績豊富な「eKYC」開発ベンダー3選